ホタルイカ場のドギ。（ノロゲンゲ）
４月も後半になると夏日になる気温もありますね。
でも、寒気が来ると気温が下がるので要注意！
寒暖差で体調を崩さないように気を付けましょう！
香住の柴山港近くで小さな水産加工屋を営んでおります、今西康喜です。
2023年４月中旬のホタルイカは、成長して大粒になり、さらに美味しくなっている状況です！
弊社自慢の「カニホタル」旬発売しております♪
柴山港の春は、ホタルイカと赤エビを中心に漁獲しております。
「赤エビ」と一緒に「白エビ」と「黒エビ」も、ちょくちょく獲れてます。
でも、ホタルイカと一緒に獲れるはずのハタハタは今季も不漁です…。
ハタハタの代わりに、ちょこちょこ獲れるのが「ドギ」
ドギを知らない人も多いと思いますので、チョットご紹介します。
標準和名は「ノロゲンゲ」漢字で書くと野呂玄華・野呂幻魚。
地方名が多く「ノメ」「グべ」「グラ」「トウロウ」「ヌメ」「ミズウオ」「ゲンギョ」等他にもあります。
ウロコの代わりにゼラチン質のヌメリで体を覆っています。
目が、まん丸で可愛い深海魚です。
見た目と違って、美味しい魚なんですよ♪
身は柔らかく、鮮度落ちが早いのが特徴。
松葉ガニと一緒に獲れますが、鮮度に要注意。
昔は保存技術が悪かったので、町外には流通せず、捨てられたりしたみたい。
メジャーな魚じゃないから、地方名が多いのかな？
時期や漁場よっては、寄生虫がくっついていますので、チェックが必要。
春のホタルイカ漁場は大丈夫みたいです。
ホタルイカは日帰り漁なので、鮮度も抜群！
ゼラチン質も硬めなので、煮付けが美味しいです！
頭と内臓を取ってブツ切りにして、煮込む！
ゼラチン質がチュルンとした食感で、骨も柔らかいです♪
私は骨ごと食べて、カルシウム摂取！！
子どもの頃は、吸い物として食卓によく出てきました。
（昔は安かったので、もらったりしてたみたい）
鮮度が悪かったからかな？嫌いな魚でした。
美味い煮付けの味を知ると、ドギが大好きになりました！！
（大人になったって事もあるかな？）
意外と唐揚げや天ぷらにしても、美味しいんですよ♪
そして、美味しいのが「干しドギ」
内臓と尾を取って塩水には浸けず、海風で天日干し！
ゼラチン質に含まれている、塩分と旨味が凝縮されて、美味しくなります。
でも、そのゼラチン水分のせいで、なかなか乾きません！
一夜干しではなく、２日干します！
長時間干すので、鳥や猫に盗られるリスクもあります！
なので、網で対空防御！
さらに釣り糸を外側に巻いて、二重の防御！
近くで新聞を読んだり、スマホを見たりして、盗られないように見張ります！
ゼラチン質のプニプニが乾いたら完成！！
焼くときは、アルミホイルを敷いてくださいませ。
（網で焼くと、身が柔らかいので、くっつく可能性があります。）
旨味が凝縮しているので、美味しいんですよ♪
骨も柔らかいので、私は頭以外、骨ごと食べます！
（ミネラルとカルシウム摂取！）
昔と今では保存技術が発達しているので、美味しくなっている「ドギ」
嫌いだった人も試しに召し上がってみてくださいね～♪
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ドギは焼いても家焼くな！
そんな焼き魚が好きな店長がボイルした「香住ガニ」と「カニホタル」がチルドで味わえるのは、５月末までです。
ネット販売しておりますので、いつでもよろしくお願いします。
今西食品ネット通販
電話：０７９６－３７－００１６
FAX：０７９６－３７－０５６６
もちろん電話やFAX、店頭でも販売いたしております。
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４月は消防団も新年度スタート！
２０２３年４月１６日（日）は香美町消防団の出初式でした。
辞令交付と表彰伝達を香住区中央公民館にて開催。
感染症を警戒して、来賓はお呼びしませんでした。
式典後の放水訓練は雨で中止だったので、出初式は早く終わりました。
佐津地区の香住支団本部担当がいなくなったので、私が柴山地区と兼任で担当することになりました。
香住支団本部分団長として式典と広報は引き続き担当しますので、今後ともよろしくお願いします。
翌週４月２３日（日）は新入団員訓練。
美方広域消防本部香住分署にて。
消防士さんが講師として基本知識から教えていただきました。
基本動作や部隊訓練・器具の取り扱い方法等を丁寧に指導してもらいました。
最後は放水体験！
予想外の水圧に新入団員は驚いておりました。
新入団員であれど、消防団員！
出動時には他の団員と一緒に活躍してもらわなければなりませぬ。
されど、安全第一！
危険行為はご法度です！
今後とも、よろしくお願いします！
