豊岡で梅と桜が同時に観れる宮部継潤ゆかりの花見スポット御霊神社
最新水揚げ情報を見ようと思って訪れた人へ…。
また趣味の記事を書いちゃってます。ゴメンなさい(^^;)
戦国武将と城がチョット好きだから「センゴク」とも呼ばれております、香住柴山の水産加工屋の店長「今西康喜」です。
城の魅力については、以前の↓記事を見てね。
城の面白さを解説。そして、地域活性化の拠点へ。
この但馬でも、そろそろ花見シーズン!
そこで、梅と桜の花を同時に観れ、さらに戦国武将「宮部継潤」とゆかりのある花見スポットを紹介します。
宮部継潤(けいじゅん)は羽柴秀吉の家臣で戦国時代に活躍!
秀吉から神武山周辺の領地を与えられて、居城を豊岡城と命名しました。
つまり「豊岡」という地名の名付け親なんです!
ひっそりと、豊岡市元町の御霊神社に祀られております。
近所に「スーパーにしがき元町店」があります。
(立野橋信号の近く)
入り口は寺田散髪屋(カットスペースterada)さんが目印ですよ。
私と同級生の散髪屋さんです♪
店の前を豊岡駅側に歩くと鳥居があります。
さて、宮部継潤について解説いたします。
地味な存在ですが、内政・外交・調略・戦闘をマルチにこなす文武両道な戦国武将です。
「信長の野望」でもお世話になりました♪
信長の野望「烈風伝」の↓顔グラフィック!
この顔の当時、口の曲がり具合が麻生太郎元首相に似ている所から、「麻生継潤」とか「ローゼン宮部」などとネットで呼ばれていました(笑)
(ローゼンとは麻生さんが、ローゼンメイデンという漫画を立ち読みしていて話題になった。)
宮部継潤の出身は近江国浅井郡宮部村。
比叡山で僧侶の修行をして宮部善祥坊(ぜんしょうぼう)と名乗っておりました。
攻めてきた織田軍と戦う為、故郷の宮部村に戻って、戦国大名「浅井長政」に仕えました。
(姉川の戦いにも参戦!)
しかし、織田勢力が拡大し浅井家は衰退…。
最前線で戦っていた羽柴秀吉に誘われて1572年に秀吉の配下となります。
秀吉は甥の秀次(後の関白豊臣秀次)を人質に出すほど宮部を重要視しておりました。
期待に応えて織田陣営の宮部継潤は近江攻略に貢献!
浅井家滅亡後も羽柴家の与力として各地を転戦します。
1577年~羽柴秀長(秀吉弟)と但馬を攻略。
山名勢力と戦い、外交や調略で活躍しました。
元僧侶だから敵勢力に潜り込み、交渉や引き抜きができたと思います。
1580年、第二次但馬攻略の功績により木崎城を与えられ、大改修!
豊岡城と改名して初代城主となります。
この時に城下町も整備し、これが現在の豊岡の基礎となりました。
税を軽くしたので、町民や百姓は感謝し領内は安定し発展したそうです。
山名攻略後は、毛利家との戦い!
鳥取城の兵糧攻めも、もちろん参戦します。
あの猛将「吉川元春」を撃退してます!
スゲーぜ宮部継潤!
因幡攻略後の1582年、鳥取城主に任じられて、毛利勢力を牽制。
「本能寺の変」後も守備の要として、秀吉を後方支援をしました。
1587年~九州の島津討伐戦で活躍します。
日向国高城・根白坂砦の戦いにて、あの猛将島津家久(島津義弘の説もあり)を撃退!
スゲーぜ宮部継潤!
薩摩にて島津忠隣を捕縛するなど素晴らしい働き!
その後、領主を息子の宮部長房に譲ったけど、各地を転戦したり検地奉行を勤めたりと秀吉政権に貢献しました。
継潤が亡くなったのは1599年(慶長4年閏3月25日)、つまり秀吉が亡くなった1年後に後を追うように…。
さらに、翌年の1600年には「関ヶ原の戦い」
後を継いだ宮部長房は西軍として、鳥居元忠が守る伏見城や京極高次が守る大津城を攻撃!
でも、関ヶ原の本戦で石田三成が負けちゃったから、徳川幕府に所領を没収されちゃいました。
豊岡の領民は宮部継潤を偲び、祠を建てて御霊大明神と奉り、祭祀を継承しております。
御霊神社の境内に宮部継潤について詳しく書いてあります。
でも島津忠隣を忠親と間違えて書いてあるので注意!
比叡山の僧侶だけど、大明神として祀ってあるって、やっぱスゲーぜ!宮部継潤♪
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「柴山ガニ」(松葉ガニ)の漁期は終わりましたが「香住ガニ」は5月末まで継続して水揚げがありますので、今後ともよろしくお願いいたします。
店長がカニをボイルした後にボイルする「カニホタル」
全国に宅配いたしております。
ご家庭で、召し上がってくださいね~。
ネット販売しておりますので、いつでもよろしくお願いたします。
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(写真は昨年の梅と桜)
春には梅と桜が同時に楽しめる絶好の花見スポットです。
文武両道の戦国武僧!彼の生涯を表してますよね~(^.^)
見頃は3月末~4月始めくらいかな。
学生の皆さん、お詣りすると勉学と部活動を両立できるかも♪