上計川で春の水源確保&放水訓練2017
今年はこの時期でも、なんか涼しいですね♪
香美町消防団の香住支団で本部分団長を務めており、郷土を愛している今西康喜です。
先日(6月11日)に地元の上計川で柴山分団(第2部)が訓練をしていたので、団員の活躍をレポートします。
・梅雨が終わる前に、上計川の給水源地を確保。
・新入団員を含めた、実践的放水訓練。
・新しい情報伝達の試験。(LINE)
まず鉄橋付近から上計川上流への放水訓練!
昨年までは、消火栓の水を利用して放水訓練をしましたが、住宅の水道水が出にくくなるという苦情があり、消火栓の利用はセーブ。
新入団員に筒先を持たせて、放水!
何事も経験です。
水利は防火水槽からの1線延長。
防火水槽付近はこんな感じです。
あ、放水時は車両通行対策でホースブリッジを、もちろんしておりました。
火事の場合は消火栓と防火水槽だけでは、水量不足の可能性があるので川の水も利用します。
上計川には水を汲み上げやすいように数か所、穴が開いております。
でも、その穴に土砂が溜まって使えなくなってしまうので、掘り出さなければなりません。
ショベルを使って石を除去する力仕事!
さらに、放水で土砂を掻き出します。
この作業で渇水時でも、水源地として使えるようになります。
下流側をせき止めれば、チョロチョロの河川水量でも溜まってきます。
給水管を掘った窪地に沈めれば準備完了!
筒先の準備が整えば、ポンプ始動!給水開始!
下流側では同じように穴を掘り返して、放水はじめ!!
この作業の繰り返しで、上計川の防火水源地を数ヶ所確保していただきました。
上計団員の皆様お疲れ様でした。
火災の時の水源地活用をこの訓練により団員が把握することもできます。
地元団員は応援分団に水源の誘導もしないといけないですからね♪
今回の、訓練では携帯電話の「LINE」も実験的に活用しておりました。
大規模災害の場合は携帯電話は使えませんが、一般火災の場合は瞬時に全団員に情報伝達できます。
放水の始止や水圧の上下等を的確に!
さらに、「グループ音声通話」で複数人が同時に会話もできるんですね(驚)
便利な時代になりました♪
もちろん、大規模災害の事も想定して、今までの伝令も訓練しなければなりませんが…。
それは、消防操法大会の練習時に習得してもらいましょう。
消防団は地域を守るボランティア活動!
怪我の無いように活躍を期待しております♪
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作業をしている団員は自分たちの様子を客観的に見る事が出来ないですが、地域の住民は活動を見て頼もしく思ってくれています。
私のブログもその一助になればいいなと思います。
そんな店長が干した「干し魚」は急速冷凍してあります。
ご家庭で焼いて、アツアツで召し上がってください。
ネット販売しておりますので、いつでもよろしくお願いします。
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上計で消防訓練をした日は各地でイベントが重なっておりました。
佐津では「イカソーメン早食い大会」が開催されていました。
様子は↓「民宿かどや」さんのブログ↓でどうぞ。
初夏!ジオパークで食べるイカソーメン早食い大会in香住2017をツイッターで振り返る
「白イカ」は活きている時は半透明なんです。
柴山漁港でも、ボチボチ水揚げされております。
まだ数量が少ないですが、これから増えてくると思います。